もし身近に作っている人がいなかったらオーダーをしていなかったと思いますが、今はオーダーしてよかったと思います。(「オーダーしてよかった!」と実感するのは、もっと先の子どもたちが成長して、この靴のことを認識した時かもしれませんね)。
靴は、その人のパーソナリティを形成するものだと思います。
たいていの子ども靴は使い捨てになってしまいますが、ファーストシューズはずっと残ります。
時間が流れて、子どもが大きくなったときに、「自分は祝福されているんだ」ということを感じてもらえると嬉しいです。生きていると辛いことも多いと思いますが、誰かの愛情を受けていると感じられると強く生きていけるのではないかと思います。
今のところは、まったくの推測ですが、そうなると良いなと。
(お子さまの様子や周囲の反応など)
上の子も下の子も、履物自体が初めてになるので、最初は嫌がりましたが「靴を履いて外を歩ける喜び」があるのか、外にでると嬉しそうに歩きます。それがとても可愛いです。
同じマンションのママ友に、「その靴どこの?」とほめられたことがあります。他の子はだいたい布製の靴や有名ブランドの靴が多いなか、このファーストシューズはとても目立ちます。(正直なところ、いい靴をはかせているという優越感もあります)
(出来上がるまでの製作プロセスやお渡しした時の感想など)
製作期間は少し長いと感じますが、急ぐことでもないですし、しっかり作ってもらえているという実感がありました。フォトブックもうれしかったです。
なによりも、加藤さんが真剣に考えている姿勢がとても嬉しかったです。
ファーストシューズは「絶対に必要なもの」ではありません。子育てをしていると、日々の忙しさに追われて「必要でないもの」は後回しになってしまいます。
その中で、子どものことを真剣に考えてくれる人と自分自身ゆっくり子どもについて考える時間を持つ、その時間だけでも価値があると感じました。
Oさんファミリー(30代夫婦、2子兄弟)